レンタルサーバーの広告に出ている「月額◯◯円〜」という数字は、多くの場合 「一番長い契約期間を選び、かつ初回限定キャンペーンが適用されたとき」の金額です。 契約更新のタイミングでキャンペーンが終わると、通常料金に戻ります。

この記事では、主要な共用レンタルサーバーについて、各社の公式料金ページ・申込画面で 「初回契約時の実質月額」と「キャンペーン終了後・更新時の月額」 を実際に確認して 並べました(2026年8月時点)。広告で見る金額と、2年目以降に実際に払う金額の差が どのくらいあるのかを一覧にしています。

調べ方

  • 対象:個人ブログ・小規模サイト向けの共用レンタルサーバーの主力プラン
  • 料金は 税込・36ヶ月(3年)契約時の実質月額 で統一(お名前.comは1プランのみ)
  • 2026年8月時点で各社公式サイトに表示されていた金額
  • キャンペーン価格・終了日は変動します。申込前に必ず公式サイトでご確認ください

初回料金と更新後料金の一覧

会社 / プラン 初回(36ヶ月・キャンペーン適用) 更新後(通常料金) 月あたりの差
エックスサーバー/スタンダード 693円 990円 +297円
ConoHa WING/ベーシック 659円 1,452円(※後述) +793円
mixhost/スタンダード 858円 1,298円 +440円
ロリポップ/ライト 330円 330円 差なし
さくらのレンタルサーバ/スタンダード 約500円 約500円 ほぼ差なし
お名前.com レンタルサーバー/ベーシック 0円(初月無料) 2,398円 初月のみ無料
カラフルボックス/BOX2 436円 968円 +532円

会社ごとの補足

  • エックスサーバー(スタンダード):初期費用0円。キャンペーン価格は2026/9/7 17:00まで。 更新後は通常料金の990円(36ヶ月契約時)。
  • ConoHa WING(ベーシック):初期費用無料。「WINGパック」36ヶ月契約が キャンペーンで659円(通常料金より54%OFF、2026/9/9 16:00まで)。ただしConoHa WINGの 料金ページには「初回」「更新後」を並べた表がなく、比較できるのは キャンペーン価格と、WINGパックの割引がない「通常料金」(月額1,452円)だけです。 実際に更新時いくらになるかは申込画面でご確認ください。
  • mixhost(スタンダード):公式の料金表に「初回料金」と「更新料金」が併記されており、 36ヶ月(3年更新)で初回858円(初回33%OFF)→更新後1,298円。差が明示されているのは 比較する側としては分かりやすい部分です。
  • ロリポップ(ライト):初期費用0円。初回限定の上乗せ割引がなく、契約期間による割引のみ。 36ヶ月契約なら初回・更新後とも330円。
  • さくらのレンタルサーバ(スタンダード):初期費用無料。契約期間による割引型で、 初回限定キャンペーンではないため更新後も大きくは変わりません(36ヶ月一括で月額換算 約500円)。2週間の無料お試し後に申し込む流れです。
  • お名前.com レンタルサーバー(ベーシック):ベーシックプラン1本。初月無料で、 2ヶ月目以降は月額2,398円。最低利用期間の縛りはなし。
  • カラフルボックス(BOX2):初回55%OFFの8周年記念キャンペーン(2026/9/24まで)。 36ヶ月契約で初回436円→更新968円。3ヶ月以上の契約なら初期費用0円。 なお最安のBOX1プランは初回割引の記載がなく、36ヶ月契約で528円(初回・更新後とも同額)です。

タイプ別に見ると分かりやすい

料金体系は大きく2つのタイプに分かれます。

「初回限定キャンペーン型」=更新後に大きく上がる

エックスサーバー・ConoHa WING・mixhost・カラフルボックス(BOX2)・お名前.comがこのタイプです。 初回申込時は割引や無料キャンペーンで安く始められますが、更新時には通常料金に戻ります。 特にConoHa WING・mixhost・カラフルボックス(BOX2)は、更新後の月額が初回の1.5〜2倍以上です。

「契約期間割引型」=更新後も基本的に同じ

ロリポップ・さくらのレンタルサーバがこのタイプです。「3年契約なら安い」という 長期割引はありますが、初回限定の上乗せ割引がない分、更新時に料金が跳ね上がりにくい 傾向があります。長く使う前提なら、更新後の料金が読みやすいのはメリットです。

「更新後いくらか」の分かりやすさにも差がある

今回調べた中では、mixhostは料金表に「初回料金」と「更新料金」を並べて表示 しており、 契約前に更新後の金額を確認しやすくなっていました。一方で、キャンペーン価格だけが 大きく表示され、更新後の料金は申込画面まで進まないと分かりにくい会社もあります。 「更新後いくらになるか」がすぐ確認できるかどうかも、選ぶときの目安になります。

「更新後の料金」で損をしないためのポイント

  • 契約するときは「更新後いくらか」を必ずメモしておく。 申込画面の料金内訳や 「◯ヶ月目以降は△△円」という注記を確認する
  • 長く使う予定なら、最初から長期契約にする。 短期で契約して自動更新で通常料金に 戻るより、36ヶ月契約のほうが結果的に安いことが多い
  • 「初回だけ安ければいい」と割り切るなら、キャンペーンの手厚い会社で1契約期間だけ使い、 更新前に他社へ乗り換える方法もある(ただし移行の手間はかかる)
  • キャンペーン価格・終了日は頻繁に変わるので、申込は必ず公式サイトで最新の金額を確認してから

まとめ

  • 広告の「月額◯◯円〜」は初回・長期契約前提の金額であることが多い
  • 更新後は「初回限定キャンペーン型」の会社ほど料金が上がる
  • 「契約期間割引型」(ロリポップ・さくら)は更新後の料金が読みやすい
  • 契約前に「2年目以降いくら払うのか」を必ず確認する

各社の初回価格・スペック・無料SSL・自動バックアップの有無は 比較表で一覧比較できます。料金の見方については 「月額◯円〜」のカラクリと更新料金の注意点、 選び方全体はレンタルサーバーの選び方【初心者向け5つのポイント】も あわせてご覧ください。


※この記事の料金は2026年8月時点で各社公式サイトに表示されていた金額です。 キャンペーンの実施状況・価格・終了日は予告なく変更されます。最新かつ正確な料金は 必ず各社公式サイトでご確認ください。